ニベアの青缶って一度は見たことあると思います。
その使い方ってほとんどの方が、乾燥する手や腕などに使われる方が多いと思います。
ですが、顔にももちろん使用は可能で、保湿・美肌・美白・シミ・シワ予防ととても万能なのは、ご存知でしたか?!
今回は、ニベアについて成分から効果まで徹底的に説明をしていこうと思います!
NIVEAの歴史
NIVEAが開発されたのは、もう100年以上も前にさかのぼります。
3人の博士(Oscar Troplowitz博士、Paul Gerson Unna教授、イザック・リフシュッツ博士博士)のあらゆる素肌のニーズに、確かな品質のスキンケアで応え、また手ごろな価格の良質なスキンケア製品を作りたい!という強い思いから作られたのが、このNIVEAです。
またNIVEAというと、乳化剤の「オイセリット」を開発した事が、このNIVEAの歴史において大成功の鍵となったそうです。
そして今日までで約世界中の約200ヵ国で販売されています。
また名前の由来ですが、ラテン語の「nix」(雪)、「nivis」(雪の)という単語から、NIVEAという名前がついたそうです。
NIVEAは「白い雪」という意味です。
乳化剤オリセリットとは?
乳化とは、水と油が細かい粒子になり分散する事を言います。
水と油が完全に溶けて混ざり合っているというわけではないですよ!
O/W型(Oil in Water )
このO/W型は、文字通り水の中に、油が分散した状態です。
例)「牛乳」、「乳液」、「クリーム」など
W/O型(Water in Oil)
W/O型とは、文字通り油の中に水が分散した状態です。
例)「バター」、「ウォータープルーフの日焼け止め」など
乳化剤オリセリット
このNIVEAが開発した「乳化剤オリセリット」とは、この乳化の際に(水と油が混じる)、チーズのような固い固形でなく、安定したクリーム状態の品質が保たれる乳化剤を開発したという事です。
ニベアクリーム(フェイス&ボディケア)の成分
NIVEAにはたくさんの商品がラインナップされていますが、今回は「青缶」(ニベアクリーム)の中身の成分について見ていきましょう!
私が毎日使っている青缶です。
では、本題の中身の成分を見ていきます!
水、ミネラルオイル、ワセリン、グリセリン、水添ポリイソブテン、シクロメチコン、マイクロクリスタリンワックス、ラノリンアルコール、パラフィン、スクワラン、ホホバ油、オレイン酸デシル、オクチルドデカノール、ジステリアン酸AI、ステアリン酸Mg、硫酸Mg、クエン酸、安息香酸Na、香料
1、ミネラルオイル(油性成分)
旧称は、流動パラフィンと言います。
主成分は、炭化水素です。
- 低刺激で安全性が高い
- 乳化特性がよく、クリーム、乳液、オイルとして広く使われる
- 角層に馴染む
- 水分が逃げないよう保護
- 肌に整える効果(メイクなどにも)
2、ワセリン(油性成分)
ワセリンとは、石油から結晶成分を取り出して精製して得られます。
- 肌や唇を強力に保護
- 水分の蒸発を防ぐ
- クリーム、乳液の感触を調整
など
3、グリセリン(油性成分)
無色のやや粘性のある液体で、水分を吸収します。
- 吸収性が高い(保湿効果を目的に基礎化粧品によく混ざっている。)
- 肌馴染みをよくしてくれる
など
4、水添ポリイソブテン(油性成分)
イソブチレンの重合体を水添して得られる液体オイルです。
- ウォータープルーフ
など
この特性からメイクアップ製品、日焼け止め製品に多く応用されています。
5、シクロメチコン(油性成分)
環状ジメチルシロキサン4〜6量体の無色透明の液状です。
- さっぱりとした感触の柔軟効果
- 耐久性の化粧膜を作る
など
(メイクアップ製品、日焼け止め製品に他のオイル成分と組み合わせて使われる)
7、マイクロクリスタリンワックス(油性成分)
ワセリンから個体成分を分解して精製された固形状のオイルです。
- オイル成分に溶けやすい
など
オイルベースの増粘剤、固形化剤として口紅などクリーム状化粧品に配合されます。
8、ラノリンアルコール(油性成分)
高級アルコール、コレステロールなどの脂肪アルコールの混合から成るアルコールです。
- 角層になじみ保湿性が高い
- 強い保護作用
など
スキンケア商品、メイクアップ製品まで使用されており、乳化安定化の働きもあります。
9、パラフィン(油性成分)
石油からなる固形状のオイルです。
- クリームの硬さや柔らかさの調節
など
10、スクワラン(油性成分)
旧称は植物性スクワランです。
深海サメの肝臓の肝油からスクワランを取り出し、水素添加し酸敗しないように安定化させたものです。
- 皮膚に対して浸透性が良い
- ベタつきがない
など
マッサージオイルになどにも混ぜられて、感触改善の為に使われます。
11、ホホバ油(油性成分)
ホホバ油は旧称で、ホホバ種子油と言います。
ホホバの実または、種子から抽出したオイルです。
- 角層内の水分蒸発を防ぐ
- 肌荒れから肌を守る
など
13、オクチルドデカノール(油性成分)
無色透明の液状油性成分です。
- 温度が下がっても硬くならない
- 酸化による劣化があまりない
- 油っぽいべとつき感が少ない
など
14、ジステリアン酸AI(品質保持剤)
個体系粘着剤です。
個体同士がくっつきダマになってしまうのを防ぐ効果があります。
例)パウダーファンデーション、アイシャドウ
15、ステアリン酸Mg(品質保持剤)
分散剤です。
個体同士がくっつきダマになってしまうのを防ぐ効果があります。
16、クエン酸(品質保持剤)
柑橘類の果物にも多く含まれている有機物です。
- 収れん効果
- 肌のキメを整える
など
健康な状態を保つ目的で使用されます。
17、安息香酸Na(品質保持剤)
白色の結晶で水にわずかに溶け、アルコールに溶ける性質です。
- 静菌作用
など
*配合規制あり
成分から分かる事
成分からも分かるように、保湿や水分が肌に保たれ、また肌を整えることに特化したアイテムですよね!
そしてこのNIVEAは人の肌本来の天然の皮脂膜を補う成分が入っている為、安心して使用できます。
秋、冬の乾いた空気、冷たい空気、またエアコンなどからの肌の乾燥を防いでくれます。
美白効果は、実際にあるのか?!
美白効果は実際あるのか?!
よく「肌が白くなった」という声も聞きますが、成分をみる限りでは直接的に美白に繋がる成分は見られませんでしたが、おそらくホホバ油が肌のターンオーバーを施す効果が期待できる為、美白に繋がると言えるかもしれません!
美白効果が期待できるホホバ油について
実は、ニベアの中に含まれているこのホホバ油ですが、ターンオーバー効果だけではなく、他にも肌の老化を防いでくれたりと、美容を気づかう女性には嬉しい天然のオイルなのです♪
ホホバオイルの中に含まれるワックスエステルという成分は、肌のバリア機能を高め、一日中保湿を保つ事ができます!
毛穴が汚れる原因は、肌が乾燥し毛穴が開くのが1番の原因なのですが、このニベアのクリームを是非1週間ほど毛穴の気になる回りに、使用してみてください。
毛穴が引き締まり、肌のトーンが上がるのが実感できるはずです!
短期間で美白になる方法
私のお気に入りの組み合わせが、SOFINAから出ているWhite Professinal 美白美容液ETです!
この組み合わせで、オーストラリアの強い日差しからも美白を保てています♡
そしてもう一つのお気に入りの組み合わせが、Nano Clearです♪
シミ予備軍によく効いてくれるので、愛用しています!
アイテム詳しい成分紹介などは、それぞれの記事で詳しく書いているので、是非参考にしてみてくださいね!
実感できる効果のまとめ 〜個人差あり〜
では、過去5年以上使い続けて実感できる効果をご紹介します♪
もちろん人それぞれ肌の状況は違うので、実感できる効果に差があるのは当たり前なのですが、それでも私が、今後も絶対ニベアだけは使い続けようと思えるには、それなりの効果があるからです!
- しっかりと保湿ができる
- 美白効果がある
- 肌荒れ改善
- シミ・シワ予防ができる
- 日中に使用しても、日焼けしない(もちろん日焼け止めは、一年中使用しています)
- 安いのに効果が抜群
- 急なお泊まりや旅行では、スキンケアはこのニベアの青缶のみでも十分
- 毛穴の黒ずみ消える
以上が私が、個人的にニベアを愛用し続けているい理由です♪
まとめ
インターネットで調べてみますとマイナス、プラスな情報とたくさんの口コミもありますが実際使用していて個人的にはとっても優秀アイテムと思います!
私の場合は、朝、夜と使っています!
朝には、洗顔→土台美容液→化粧水→アイクリーム(ほうれい線にも)→ニベアを薄く(目尻、ほうれい線、おでこ)→普段の化粧に入ります。
夜は、いつものケアを終えた後に、「美容液や化粧水が逃げませんように〜」と思いながらベタベタするぐらい塗ってそのまま寝ています!(朝起きるとあんなに塗っていても良い感じまでベタベタはおさまっています笑)
以上は私のニベアクリーム導入方法です!
肌の調子や普段の化粧の仕方で使い方も変わってくると思いますので、色々な方法で試してみてください!