今回は、フランス料理の基礎を共有していこうと思います。
基本的にフランス料理は、お客様の右側からサービスされ、サラダやパン皿などの左側に置かれるものは左側からサービスされます。
フランス料理について
フランスでは、メニューの事をCarte(カルト)と言います。
カルトから自分で料理を組み合わせて行くのが、a la carteです!
フランス語でMenuとは、コース料理を意味します!
フルコース
- 食前酒(アペリティフ)…カクテル、シャンパンなど
- 前菜
- スープ、パン
- 魚料理
- Solve…魚料理と肉料理の間に出されるお口直し
- 肉料理
- サラダ
- メイン料理…肉料理や蒸し料理
- チーズ
- デザート…アイスクリームやフルーツなど
- 食後酒
- コーヒー・紅茶など
6コースメニュー
- 前菜
- スープ
- 魚料理
- 肉料理
- サラダ
- デザート
4コースメニュー
- 前菜かスープ
- 肉料理
- サラダかアスパラガス
- デザート
もしくは、
- 前菜
- スープ
- 肉料理と温野菜
- デザート
食前酒について
食前酒は、前回もお話したように、食欲を増進させたり会話が弾むように飲むお酒の事です!
食前酒は必ず飲まなければいけないわけではないです。お酒が弱い方は、お酒の代わりにお水を頼んでも良いです♡
<代表的な食前酒>
- シャンパン
- マンハッタン
- マティーニ
スープ・パン
ポタージュ…鍋で煮込んだ肉や野菜の事
ポタージュ リエ…肉や野菜を煮込んでできたブイヨンを、更にとろとろになるまで煮込んだ物
ポタージュ クレール…ポタージュリエの汁を取り出したもの
スープ(英)ポタージュ(仏)
パンは、スープが提供されれる際に一緒に出てきます。(おかわりは自由)
男性は、女性が食べ始めるまで待つのがマナーです♡
パンにナイフを入れてはダメです!手で一口づつちぎり食べます。
イエスキリストが、「ワインはわが血、パンはわが肉」と言ったことから、ナイフでパンを切るとイエスキリストの肉体をナイフで切り裂く事になる為、パンは手でちぎります。
魚料理・肉料理
魚料理は、消化がしやすいので肉より先に出されるのが一般。
魚料理に合うワインは、白ワインです♡
肉料理は、魚料理の後に来るのが一般的です。
- 牛肉
- 仔羊
- 鶏肉
- 豚肉
などのどれかが出されます。
肉料理に合うワインは、赤ワインです♡
ローストビーフ
メイン料理(蒸し物)の代表です。
ヨーロッパ式では、目の前で薄めを2枚スライスします!
アメリカ式は、太めを一枚スライスします。
温野菜
この温野菜は、肉料理の付け合わせで3色が原則です。
文字通り全ての野菜に火が通ったものです!
- 白色…大根やポテト
- 緑色…ブロッコリー、さやいんげん
- 赤色…人参、トマト
盛り付けのお皿の左から順番に白・緑・赤です
世界三大珍味について
キャビア…チョウザメの卵で、3種類あります。
- セエヴルーガ
- オシェトラ
- ベルーガ
フォアグラ…ガチョウや鴨の肝臓を人工的に肥大させたもの。
(トウモロコシなどをたくさん食べさせ、運動させず肝臓を肥大させる)
トリュフ…「黒いダイアモンド」と呼ばれており、樫の木、シナノキ、ヘーゼルナッツ、つのぎとポプラ等の樹木の根本の土中にできるキノコの一種で、大きさはジャガイモ一個ほどです。
このキノコは火を通すと黒く、固くなります。
香りの強いのが最高級品です。
おまけ(イタリア料理のコースについて)
イタリア料理は日本人からも人気で、街中でもよくお店を目にしますが、一般的なイタリア料理の流れはご存知でしょうか?!
1.アンティパスト…「前菜」フランス料理では「オードブル」に当たる
(野菜、魚関係のマリネ、フルーツ、カルパッチョなどの軽いものがでます)
2.プリモ・アピット…主にパスタ系の料理もしくは、スープやリゾット
3.セコンド・ピアット…「メインディッシュ」で肉や魚などの料理から一点選ぶ3.
4.フォルマジョ…つなぎのようなもので、好きなチーズを選ぶ
5.ドルチェ…デザート
(ティラミス、ジェラート、パンナコッタが一般)
6.コーヒー…エスプレッソが一般
イタリア料理は、パンはオリーブオイルやバルサミコスにつけます
まとめ
いかがでしたでしょうか?
これでフランス料理、イタリア料理の一般的な料理の流れを確認できましたね♡
次回は、スプーンの使い方やフォークの使い方を解説して行きたいと思います!
当たり前かも知れませんが、確認のつもりで読んでいただければ嬉しいです!