何千種類ものシャンプーが今や市場に出ていますが、皆さんはいつもどの基準でシャンプーを選んでいますか?
「髪がパサついて潤いが足りない」「枝毛がたくさん」「何回ものカラーで髪が細くなった」「コテで髪が固くんなった」など髪の毛の悩みはつきませんね。
せっかく綺麗なお洋服でおしゃれしてデートでも髪が枝毛だらけで汚いとがっかりですよね。
今回はまずシャンプーについての基本とおすすめのシャンプーについてお話して行こうと思います!
目次
シャンプーの基礎知識 〜水と界面活性剤で出来ているシャンプー〜
シャンプーとは、外でついた汚れ、ヘアスタイリング剤、皮脂や汗などを髪を痛めることなく落としてくれ、フケやかゆみを抑える働きをしてくれます。
しかしシャンプーの種類によったり過剰な洗浄により、頭皮に必要な皮脂や水分を落としすぎてしまうことがあり、それが頭皮の油をさらに発生させたり、また痒み、抜け毛の原因にまでなります。
界面活性剤とは?
では界面活性剤とは何でしょうか?
界面活性剤は、一つの分子内に油になじみやすい部分と水になじみやすい部分の両方を持っています。
- 油になじみやすい部分…親油基
- 水になじみやすい部分…親水
界面活性剤の特性
界面活性剤の仕組みがわかったところで次は、この界面活性剤にどのような特性があるか見ていきましょう!
洗浄力が強い(石けん系)
洗浄力が強いものの成分(石けん系)としては、成分表の名前に以下のものが書かれていることが多いです。
- 脂肪酸カリウム
- 脂肪酸ナトリウム
- 純石けん
- ステリアン酸Na
- パルミチン酸 など
以上の成分は、人によっては刺激を感じることもあります。
アルカリ性で洗浄力が非常に強いですが、デメリットとしては、髪にごわつき、きしみをがでてきます。
洗浄力が強い(高級アルコール系)
洗浄力が強いものの成分(高級アルコール系)としては、成分表の名前に以下のものが書かれていることが多いです。
- ラウリル硫酸Na
- ラウレス硫酸Na
- ラウリル硫酸アンモニウム
- ラウリル硫酸TEA など
このタイプのシャンプーは泡立ちがとてもよく洗浄力も高いですが、デメリットとして脱脂力が強いため刺激を感じる方もいます。
洗浄力が少し弱い(ベタイン系)
このベタイン系のシャンプーの特徴としては、名前の最後に「〜ベタイン」とつくものが多いです。
- コカミドプロピルベタイン
- アルキルジメチルアミノ酢酸ベタイン
- ココアンホ酢酸Na など
このベタインシャンプーは安全性が高く刺激もほとんどありません。デメリットとしましては、泡立ちが少なく洗浄力が弱い為、いつもスプレーやワックスを使っている人にすると物足りないかもしれません。
洗浄力が弱い(アミノ酸系)
「髪の毛を大切にしている」「お手入れを毎日している」人からしたら常識的と言っても過言ではない成分です!
アミノ酸系のシャンプーの特徴は名前の最後に「〜グルタミン酸、アラニン、グリシン」などがつくものが多いです。
- ココイルグルタミン酸TEA
- ラウロイルメチルアラニンNa
- ココイルグリシンK
- ラウロイルグルタミン酸K
- N-アシルグルタミン酸塩 など
泡立ち、洗浄力が共に弱い為、ワックス、スプレーや強固な汚れは落としにくいです。
また少しヌルヌルとした感触がでる場合もあります。
しかし弱酸性の為とても低刺激で髪のタンパク質を守りながら洗浄できることがメリットです!
洗浄力が弱い(タンパク系)
このタンパク系シャンプーはアミノ酸系シャンプーと同様で、髪を大切に育ててる人は知っておきたい成分ですね!
特徴としては、名前の最後に「〜加水分解ケラチン、加水分解コラーゲン、加水分解シルク」などがつきます。
- ココイル加水分解ケラチンK
- ココイル加水分解コラーゲンK
- ラウロイル加水分解シルクNa など
このシャンプーもアミノ酸系と同じで、泡立ち、洗浄力が共に弱い為、ワックス、スプレーや強固な汚れは落としにくいです。
しかし弱酸性で低刺激でいてまた、髪のタンパク質を補いヘアカラーの退色を抑えながら洗浄できます!
洗浄力が強いシャンプーはいつ使う?
洗浄力が強くて頭皮にもよくないと言いながらも、やはり市場を見るといたるところに洗浄力が強いシャンプー目にしますよね。
ではいつ使うのが良いのでしょうか?
ちょうど先日皮膚科に行くことがあった為先生に聞いて見ましたが、やはり「使わない事をおすすめしたいです。」との事でした。
毎日使うとそれなりのダメージは蓄積されていきますが、「結婚式の二次会」、「何かの撮影等で髪をセットした」などといった日はそれなりに沢山のスプレーやワックスを使うこともあると思います。
そおいう日限定で少し洗浄力が強めのシャンプーを頭皮は極力避け、髪についてた汚れを落とす感覚で使う事をおすすめしたいです。
頭皮が常に「ベトベトして洗浄できていない気がする」という人は洗浄力が強めのシャンプーを使うとスッキリすると言う事をネットで見たりしますが、ベトベトする原因はシャンプーや生活習慣が原因の可能性もあります。
なのでそう言う悩みを持った方は一度皮膚科で診てもらう事をおすすめします!
カラーやコテで痛んで細くなった髪におすすめシャンプー
まず私は、毎朝おきたらブローをし、ホットカーラーで髪を内巻きにして家を出ます。(スプレーなどはつけません)
その後会社につくともう一度180度のコテで髪をしっかり内巻きに巻き、巻き終わるとしっかり巻きをキープしてくれるスプレーを巻いた毛先に付けます。
とりあえず常に熱にさらされている髪です。大学生の頃からもちろん毎日髪は巻いていましたよ。
今はだいぶ綺麗な髪に戻りましたが、知識がない頃はカラーを繰り返したり毎日のコテや休憩時間に巻きなおしたりとなかなか髪を痛め付けていました。
髪を痛めつければつけるほど髪は細くなり巻きが付きにくくなりと大変ですねー!!
根元の地毛は健康でも、染めて痛め付けた部分はもう戻りません。(泣)
そこで私は約2年ほど色々な美容院で様々なシャンプーやトリートメントを探し、やっと見つかったのが「Oggi otto」シリーズのシャンプーとトリートメントです。
Oggi Ottoシャンプー
(トリートメントについては次回詳しく書きます)
このシリーズを使い続けると痛んで細くなった髪の部分にコシがでできプリプリした健康的な髪質に戻りました。
この時の感動は本当に今でも忘れられないですよ!!
戻るまでにはだいたい半年はかかったかと思います。
毎日巻かない人は3ヶ月程で早い人は一回で感じることができると思います。。
このシャンプーの詳細は本家のホームーページにも詳しく書いてある為気になる方は一度みてみてください!
基本的に美容院でしか買えないブランドです!
最近は楽天などアマゾンで見ることもありますが、最初は絶対取り扱いがある美容院に行きしっかり、このブランドの説明を受けてから使う事をおすすめします!!
なぜなら髪の痛みの状況に合わせて使うシャンプーとトリートメントが違うからです!
ただこのシャンプーは美容院のものだけあって決して安くはないです(泣)
なので美容院で染めた際やトリートメントを使う際は、Oggi ottoシリーズを希望し、ある程度髪質が戻ったら家で使うシャンプーは変えても大丈夫かなと思います!
Oggi ottoの成分
オジオット成分表をみてみますとドドーっと大量の成分が書いてありました。
その為少し抜粋します!
- ラウロイルシルクアミノ酸Na
- コカミドプルピルベタイン
- ココイルメチルアラニンNa
- ココイル加水分解ダイズタンパクK
- 加水分解水添デンプン
まだまだ成分が含まれていますが、ほとんどが「アミノ酸系」、「ベタイン系」、「タンパク系」に含まれる肌に優しい成分でした!
ある程度髪が生え変わるまで続ける事がおすすめですよ!
mixim POTION
私は髪を巻かないという日ははほとんどない為、約2年程「Oggi otto」シリーズを使い髪をいたわってきましたが、
市販でも良いシャンプーを最近見つけたのでご紹介しようと思います!
それがこのmixim POTIONというシリーズのシャンプーです!
正直髪が痛み始めた時から市販のものは一回も使っていませんでしたが、これは本当にお気に入りです!
写真でも分かるように90%が美容液成分+オーガニックな上に生ケラチンが含まれなおかつ、アミノ酸成分のシャンプーときました!
ドイツで有名と書いてあり成分もよかったので一度試して見るかという軽い気持ちから手にとりましたが、値段もとてもお手頃でずっとリピートしてます。
旅行先の温泉やホテルなどのシャンプーは髪がきしんでしまう事が多いので、100円均一の小さいなボトルに詰めて持って行ったりしてますよ!
それでは気になる成分をみて行きましょう。
mixim POTIONの成分
- ラウトイルメチルアラニン酸Na
- コカミドメチルMEA
- ラウラミドプロピルベタイン
- コカミドプロピルベタイン
- ココイルメチルタウリンNa
- ココイルグルタミン酸Na
- ココイルグルタミン酸2Na
- ココイルグルタミン酸TEAなど
アミノ酸系ですね!
しかしベタインもOggi ottoに比べ少し多めに含まれているいため泡が出るのだと思います!
気になる使い心地ですが、Oggi ottoに比べて少し泡が出て、仕上がりはしっかりとコシがでる感じがしました!
生ケラチンが痛んだ部分を補修してモチモチな髪を作ってくれてるとでも言いましょうか。
最近はこのシャンプーがないとダメ!というぐらいお気に入りです!
まとめ
後半は私個人のおすすめのシャンプーをご紹介しましたが、美容師の方達がおっしゃる通り人によって合う合わないそれぞれです。
まずはシャンプーの成分の知識を少しでも頭に入れ宣伝広告だけに頼るのではなく、成分を見ながら自分にあったシャンプーを見つけていく事が美しい髪を手に入れる第一歩かと思います!
毎日使っているシャンプーの成分を一度見てみてくださいね!
ちなみに美容院で使われているオーガニックで肌に優しいシャンプーといえば、ほとんどに「ココイルグルタミン酸」という文字を目にします。