オーストラリアでは、沢山の種類の標識があったり様々な規則があります。
また州によっても決まりが違うので、車を持っている方で州移動をする際は規則を頭に入れておく事をおすすめします。
そして今回は、2021年現在のクィーンズランド交通の規則についてご紹介したいとおもいます♪
*クィーンズランド州交通安全読本を参考に書いています。
目次
クィーンズランド州の交通安全規制 〜車の運転に関して〜
詳しい情報については、全て政府の公式HPでチェックができます♪
シートベルトについて
国によると、シートベルトをしていなくても警察に止められたりすることのない国も多いですが、オーストラリアではシートベルトは、バックシートに座っている人も必ず必要です!
運転者は、全ての同乗者(年齢に関わらず)が正しくシートベルトを着用しているかを、確認する義務があると定められています。
また、同乗者がシートベルトをしていない場合は、341ドルの罰金と3点の減点が科せられるので、くれぐれも注意して下さい!
ちなみにですが、小さな子供や乳幼児には、法的基準を満たした専用のベビーもしくは、チャイルドシートとしっかり正しく固定できるシートベルトが必要です。
チャイルドシートについて
オーストラリアでは、どれだけ身長が高くても7歳以下の全ての子どもは、サイズや年齢にあった豪州の規格に合格しているチャイルドシートが必要です。
もしチャイルドシートをしていない場合は、上と同様で341ドルの罰金と3点の減点が科せられます。
また4歳未満の子どもは、前の席に載せるのも禁止されています。
飲酒について!
こちらもよくビール一杯までは、大丈夫と言われていますが、人によっても変わってきますし、免許によっても変わってくる為、注意して下さいね!
- 0.05以下(一般アルコール制限値)
Open Licence (正規免許)所持者
ただし、RE クラス自動二輪免許を取得した際には、年齢や所持する免許の種類を問わず取得後1年は、BAC値0でなくてはならないです。
またトラック(4.5トン以上)バス、タクシー、リムジンなどは、ノーアルコールでないとダメです。
クィーンズランドで、飲酒運転で捕まった際どうなる?!
クィーンズランドで、飲酒運転の違反者は全て、裁判所に出廷する必要があります。
また罰金や免許の欠格期間も、裁判官によって違います。
以前にも出廷している場合は、徐々に罰則が厳しくなるようです。
要するに、お酒を飲む場合はタクシーを使うかウーバーを使う方が絶対良いですね!
スピード違反について
クィーンズランドでのスピード違反は、距離によっても罰金の金額が変わってきます。
- 制限速度を13km / h未満超えている…177ドル(マイナス1点)
- 制限速度を超えて13km / h以上20km / h以下…266ドル(マイナス3点)
- 制限速度を超えて20km / hを超え30km / hを超えない…444ドル(マイナス4点)
- 制限速度を超えて30km / hを超え40km / hを超えない…622ドル(マイナス6点)
- 制限速度を40km / h以上超える…1245ドルと6ヶ月の停止プラス、マイナス8点
自転車の追い越しについて
道路では、自転車も走行しています。
制限速度が60km/h以下の場合は、自転車を追い越す際に最低でも1mの距離をあける必要があります。
また制限速度が60km/h以上の場合は、1.5m自転車との距離を開ける必要があります。
(自転車を追い越すさいは、中央線を超えてOKです)
信号を待っている際に、隣に自転車がある場合は、自転車を先に走らせましょう!
そして安全を見極めてから、追い越しをします。
*距離を保っていなかった場合は、罰金が科せられる可能性がある為注意して下さい!
携帯電話について
クィーンズランドは、2020年から法律が変わり罰金額が高くなっています。
運転中に電話を受けたり掛けた場合は1000ドルの罰金と、マイナス4点となります。
これは、信号が赤で止まっている時もです。
25歳未満の学習者およびP1暫定ドライバーは、ハンズフリーのワイヤレスヘッドセットまたは携帯電話のスピーカー機能を使用してはなりません。
学習者およびP1暫定ドライバーの乗客も、携帯電話のスピーカー機能の使用を禁止されています。
駐車標識について
この2Pというのは、よく見ますね!
ややこしいのが、下の標識です。
*これらの2枚の写真は、クィーンズランド州交通安全読本から引用しています。
以前のこのCのマークをよく理解していなく、罰金を取られました。(彼)
これだけではなく、沢山の駐車標識が特に市内には多い為、政府の公式HPで一度確認することをおすすめします!
おまけ 〜000の番号はどのような時に?〜
何かトラブルがあったさいの記事に、よくあげている000の番号ですが、ここで少し詳しく説明しますね!
もちろん州や各地域に警察はあり、警察への番号もそれぞれ違います。
ではこの「000」の番号とはいったいどのような時に使うのでしょうか?!
- 今まさに犯罪が進行中
- 生命の危険にさらされている場合
- 一刻を争う場合(火災など)
このような、緊急時はこの000の番号は使います。
この番号に通報すると、Telstraの緊急コールセンターに接続され、警察・消防・救急車、のどれが必要なのかを聞かれます。
その後リクエストした緊急サービスに速やかに接続されます。
また電話を掛けた方が、話せない状況にある際は、自動音声のシステムに切り替わり、引き続き援助を必要とする場合は、電話機のキーパッドで55を押すように指示されるようです。
ちなみに55は警察に転送されて、警察が適切な対応を決定して下さいます。
おわりに
いかがでしたでしょうか?!
オーストラリアでは、日本と違い道路もとても広く、信号もあまりない為ペーパードライバーの方も、運転を挑戦しやすいです!
ですが決まり事は実は沢山あり、罰金金額も年々上昇傾向にある為、車を運転する際は要注意して下さいね。
特にアジア人はよく注目されると、オーストラリアの方から聞いたので、さらに注意が必要です。